珈 琲 道 64年 熟練した焙煎士が語る
氏名:山本 清人(やまもと きよと)
生年月日:昭和16年11月30年生まれ。
18歳の時、岩国商業高校を卒業をして神戸市の三ノ宮で㈱上島コーヒー本店(現:ユーコーヒーウエシマ)に就職。
昭和35〜40年は京都支店に勤務し、昭和40〜43年は岡山支店に店長として勤務。
大阪万博にて、コーヒー事業の総責任者を担当。
支店長として務め上げたのち、(株)上島コーヒー本店を退社し、新たに「ダートコーヒー」を共同創業。
その後、パートナーに事業を任せ、また新たに「ゴールデン ミル」として関西に16店舗喫茶店チェーンを展開。
現在は、自分のペースでできる店舗を1つ構え、コーヒー豆と静かに向かい合う。
珈琲の美味しさって?
珈琲に持つイメージは人それぞれだと思います。
インスタントでも缶コーヒーでも、
美味しいって思えたらそれでいいんです。
ただ、珈琲本来の魅力に未だ気づけていない人もいらっしゃるのでは?
そう思うこともあります。
珈琲豆は生豆で食べてもほぼ無味で、加熱加工して初めてあの豊かな味わいが出ます。
生豆の持つ成分には当然 種類によって違いがあり、それぞれの持つ旨味、香りを引き出すのが、そう、焙煎です。
また、ブレンド、ミル、抽出、それぞれの場面のあり方で珈琲は様々な顔を見せてくれます。
詳しくは豆知識のページでふれますが、私は珈琲を最も美味しくする方法を知っています。
珈琲を楽しもう
ひとことで表すとすれば、珈琲は楽しいんです。
その楽しさをもっと多くの人に知っていただきたい。
それが私の願いです。
例えば珈琲を味わう事は基より、豆を挽き、点てる瞬間の香りをも感じてもらう事が出来たなら、素敵な時間が訪れるかもしれない…。
そんな事を日々思っています。